定常流と非定常流

定常流と非定常流とは

定常流

流れの様子が時間とともに変化しない流れを定常流(steady flow)といいます。

飛行機の巡航状態など、流れの時間的変化を考慮する必要がない場合は定常流と想定して性能評価します。

非定常流

流れの様子が時間とともに変化する流れを非定常流(unsteady flow)といいます。

ヘリコプターのローターブレードまわりの流れやフラッター現象など、流れの時間的変化を考慮する必要がある場合は非定常流と想定して性能評価します。

定常流と非定常流の実験動画

下の動画はアメリカのNCFMF(National Committee for Fluid Mechanics Films)によって作成された翼型まわりの流れを可視化した映像です。

 元動画はこちら(youtube)

定常流の実験動画

翼型を流れに平行に置いた流れでは、流れは安定し時間的にも変化がありません。

非定常流の実験動画

翼型を流れに対して大きく迎え角をとった流れでは、流れは前縁から大きく剥がれ背後に渦が発生して乱れた流れになっています。

まとめ

  • 定常流(steady flow):流れの様子が時間とともに変化しない流れ
  • 非定常流(unsteady flow):流れの様子が時間とともに変化する流れ
次の記事

流線と流跡線

2018.02.13

次の記事では、流れの様子の表現方法である「流線と流跡線」について解説します。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUTこの記事をかいた人

1985年9月生まれ。大阪出身。息子と娘の2児の父。
東北大学大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻 修士課程修了。
学生時代は数値流体力学を用いた航空機の空力設計の研究に従事。
卒業後は航空機製造メーカーにて旅客機の設計を担当。