翼型の空気抵抗

翼型の空気抵抗

翼型に発生する空気抵抗は、亜音速では摩擦抵抗・圧力抵抗の2つです。衝撃波が発生するような遷音速以上の流れでは造波抵抗が生じます。

 摩擦抵抗とは?
 圧力抵抗とは?
 造波抵抗とは?(工事中)

翼が3次元になると誘導抵抗が生じます。

亜音速の流れで生じる翼型の空気抵抗

\(  C_d = C_{d_f} + C_{d_p} \tag{1}\)

\(C_d\) 抵抗係数 [−]
\(C_{d_f}\) 摩擦抵抗係数 [−]
\(C_{d_p}\) 圧力抵抗係数 [−]

亜音速の流れでは、翼型に生じる抵抗は圧力抵抗と摩擦抵抗だけです。

遷音速以上の流れで生じる翼型の空気抵抗

\(  C_d = C_{d_f} + C_{d_p} +C_{d_w} \tag{2}\)

\(C_d\) 抵抗係数 [−]
\(C_{d_f}\) 摩擦抵抗係数 [−]
\(C_{d_p}\) 圧力抵抗係数 [−]
\(C_{d_w}\) 造波抵抗係数 [−]

遷音速以上の流れでは、摩擦抵抗と圧力抵抗の他に衝撃波による造波抵抗が発生します。

まとめ

  • 翼型に生じる抵抗は摩擦抵抗・圧力抵抗・造波抵抗の3つ。
次の記事
スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUTこの記事をかいた人

大阪出身。
東北大学大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻 修士課程修了。
学生時代は数値流体力学を用いた航空機の空力設計の研究に従事。
卒業後は飛行機設計関連の仕事を担当。